†上司の王子様と…Happy*Wedding†

「それくらい、寧々が好き。…寧々しか見えてないから」

「春樹さんっ…」



春樹さんの言葉に涙が溢れる…。

涙を拭ってくれる、春樹さんの細長い指。

頬に触れるたび、うれしくなる。


「泣くな」

「だってっ…」