会場には人がいっぱいで、しいちゃんの手を離すと二人ともすぐに迷子になってしまいそうだ。 早めに着いたあたしたちは二人用の椅子に座り、しいちゃんとユニフォームを着た雄ちゃん達を目で探す。 すると 「お〜い! ミホ久しぶり♪ 応援来てくれたんや。」 シュウ君はそう言ってあたしの頭を撫でた。 「‥その隣のコは、 ミホの友達?」 「あっ!!!!はい‥。 今日はミホと一緒に来ました。 空場詩歌って言います」 そう言ってしいちゃんは笑顔でシュウ君を見上げた。