いつもとなりにはキミがいた



少し頬がほんのりピンクになる先輩が可愛かった。



「高峯先輩、可愛かったね」



ミナコはニコッと笑いながら
部活の内容などが書いてある紙を見ていた。



「うん。 でもなんか、 こう‥‥苦しいねんな」



本当に何が言いたかったんだろう。



なぜかあたしは、高峯先輩のことが気になってしょうがなかった。



「え?なんで?
ミホちゃん、高峯先輩のことキライ?」



「んなことないけと、
なんか違うねん。
こう‥っなんて言うかさ
先輩見てると、うち‥‥苦しいねん」



あたしはミナコに正直に話した。