いつもとなりにはキミがいた



「ミホちゃんは小学校のとき何かしてた?」



「うちは、委員会してたで。」



「委員会か〜。あたしはバレーボールやってた♪」



ミナコはそう言って、バレーボールの構えをした。



「じゃあミナコはバレーボール得意なんや♪
うち初心者やからよろしくねん♪」



「うん♪じゃミホちゃん本気でバレー部入るんや!」



「ん〜、うん!
ミナコと部活したいし!
それに操が入ってくれるともっと嬉しいのにな〜」



操がマネージャーで、



うちとミナコがバレー部。



この時、あたしはさっき聞いた、しいちゃんのことが頭から離れていた。




「こんにちは!体験に来てくれた子かな?」