そして真実を振り切って その場から離れた。
真実ってそんな子やった‥。
酷いよ。せっかくまた仲良くなれたって思ってたのに
「ミホ〜?久しぶり♪」
「‥っしいちゃん!!」
しいちゃんが教室から飛び出してもうスピードであたしの目の前にやってきたのだ。
「そんなおどろかんでもいいやん。そんな端っこでなんかあった?」
え‥っと思って振り返ったときにはもう、真実の姿は無くていつの間にかいなくなっていた。
「ううん。違うねん!それよりしいちゃん友達出来た?」
「うんっ♪もうばっちしや!4年のときに一緒やった菜々子知ってるやろ?菜々子とまた一緒のクラスとかほんまに嬉しかったわ♪ミホは?友達出来た?」



