いつもとなりにはキミがいた




あれから顔を合わせても なんとなく気まずいあたしたち。



「‥なっ、ミホ、ちょっと話あるから来てくれへん?」



お昼を食べて食器を直そうとした時だった。



「‥別にいいけど。」



そう言って二人で廊下の端の方に移動した。



「さっきはごめんな。言い方悪かったって反省してん、でも、あの子はやめといた方がええと思う。」



「まだそんなこと言うん?!謝る為に呼び出したんちゃうの?真実の方がよっぽど酷いよ!!もう話し掛けてこんといて!!」



「なっ、待ってよミホ!!‥うちはミホのことを思って言うてるんよ!」



「そんなん嘘や!!うちのこと思ってるって言うんやったら、うちの親友の悪口なんて言える訳ないもん。」