いつもとなりにはキミがいた




は・・・・・・・・・?



え・・・・・・・・・?



そう言って立ち上がった女の子?



無造作にワックスで固めた短髪に耳にはいくつもの穴が開いている。



つま先から体全体まで震えが止まらなくて、力が抜け落ちそうな体を必死に立たせるのが精一杯だった。



「‥‥‥あ、あの、すすすいません!!」



お願い・・・・・・・!



一生の願いやから見逃して・・・・・



こでももし、万が一許してくれなかったら・・・・



良くないことばかりが頭を過ぎる。



「‥‥ミ、ホ?」



「え‥‥‥」