「うん。あの〜、お手柔らかにお願いします!」 そう言ったあたしにシュウ君は太股辺りを叩いて爆笑。 「ふっまぁそんな固くならんくても。 ミホはミホなんやし、俺もいつもどうりの俺やしな。 ま、テスト終わるまでやけど、約一ヶ月ちょっとよろしくお願いします。」 シュウ君は正座をして軽く頭を下げた。 「ここちらこそ、よろしくお願いします。」 と挨拶をして勉強開始。 「まずは数学10分して5分休憩する形で始めよ」 「うん!!じゃ展開の整理から」 展開が得意だけど、自信がなかった。