幼なじみ~短編~



あたしと優樹が中学3年に
なった頃。

優樹には莉沙(リサ)という
彼女が出来た。

莉沙は、あまり噂が良くなく
あたしは関わらないように
していた。


だけど、ある日。


優樹があたしの家にいつものように遊びに来ていた。

その頃丁度、莉沙も隣の家の
優樹のところに来ていたのだ。

「おばさん!優…居ますか?」
莉沙は優樹のお母さんに聞いたのだろう。

優樹のお母さんは、


『優なら、さっき蓮ちゃんの所に行ったわよ?』


そう。莉沙がこの事を知ったのが始まりだった。