「どうしたんスか?顔赤いですよ?」 「えっ!?」 今日から新学期。 晴彦と登校しながら、昨日の佑斗とのキスを思い返していた。 「大丈夫ですか?由奈さん、熱あるんじゃないです?」 心配そうに顔を覗き込む。 「ううん、大丈夫。ちょっと暑いだけ」 「確かに、今日は春の割には暑いですね~」 気持ち良さそうに、空を見上げる晴彦に目をやりながら、単純な人で良かったと思ってしまった。 ごめん! 晴彦!