信じられない。 本当なの? 佑斗のその言葉、信じていいの? 「お前さ、今、ドキドキしてるだろ?」 「えっ!?な、何言うのよ!」 佑斗は少し笑いながら、私を抱きしめ、からかった。 図星なだけに、恥ずかしいじゃん。 「ドキドキなんかしてないよ」 あっ、また可愛いげのない言い方しちゃった。 それでも佑斗は、ちょっとだけ笑って、またギュッと抱きしめる。 「だって、お前の心臓の鼓動が響いてるんだって。こうやって抱きしめてたら分かる」