濡れた髪が、妙に色っぽい。 こうやって見ると、けっこう筋肉があるのよね。 「何だよ由奈。さっきからジロジロ見て」 「えっ!?」 佑斗は、怪訝そうな顔で私を見る。 「別にジロジロと、見てたわけじゃないよ」 図星だっただけに、バツが悪くて、ついそんな事を言っちゃった。 素直じゃないな…私。