高校生なのに、ヤクザ…? 今までの私の生活では、有り得ない世界だ。 「ねえ、何でヤクザなんかになったの?」 「えっ?」 晴彦のキョトンとした顔を見たと同時に、とんでもない事を言ったと後悔した。 「おい、お前」 横で、佑斗のドスのきいた声がする。 「は、はい…」 どうしよう…。 かなり、怒ってる。 恐る恐る顔を向けると、佑斗はゾッとするほど怖い表情で睨んでいた。