すると、佑斗は起き上がり、着替え直すと部屋を出て行こうとした。 「あっ、由奈も早く着替えろよ。朝メシが出来てる」 それだけ言うと、ドアを閉めて出て行った。 佑斗が、いまいちよく分からない。 冷たい言い方をするのに、昨日の事も怒らないし、さっきもすぐに離してくれたし・・・。 本当は優しい人なの? それとも、違う・・・? 私の服に、ほんのりと佑斗の香りが移っていて、しばらくドキドキがおさまらなかった。 少しだけ、ほんの少しだけど、佑斗を知ってみたい・・・。 そう思った。