【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上




すると、佑斗は起き上がり、着替え直すと部屋を出て行こうとした。


「あっ、由奈も早く着替えろよ。朝メシが出来てる」


それだけ言うと、ドアを閉めて出て行った。



佑斗が、いまいちよく分からない。


冷たい言い方をするのに、昨日の事も怒らないし、さっきもすぐに離してくれたし・・・。


本当は優しい人なの?


それとも、違う・・・?


私の服に、ほんのりと佑斗の香りが移っていて、しばらくドキドキがおさまらなかった。


少しだけ、ほんの少しだけど、佑斗を知ってみたい・・・。


そう思った。