「ゆ、佑斗!起きてたの?」 ビックリした~。 「起きたんだよ。お前の独り言がうるさくて」 佑斗は寝たまま、両手を伸ばした。 「ごめんなさい!」 ありったけの嫌味を込めて謝る。 寝顔はかっこよかったのにな。 口を開くと、ムカつく事ばかり言うんだもん…。 「カーテンなんか閉めて、まだそんなに寝たいの?」 「えっ?ち、違うよ」