【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上




「だから、由奈が心配する事はないんだよ。わざと泳がせてる」


「そう…なんだ」


ゆっくり見上げると、佑斗は小さく微笑んでいた。


「だからさ、オレ、婚約も悪くないかな~って思ったんだよ」


「えっ?」


すると、佑斗はゆっくりと手を、私の頬に当てる。


なんて、大きくて温かい手なんだろう…。