【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上




「テリトリー…。でも、それなら、お父さんが狙われるんじゃないですか?」


動揺を隠しきれず、つい腰が浮いた。


今にも、佑斗のお父さんに詰め寄りそう…。


「あいつらは、出来れば正当な形で手に入れたいんだよ」


今度は、佑斗が私に言った。


その顔は、眉間にシワを寄せ、苦渋の表情だ。


「正当って、何よ…?」

「お前と結婚する事…」