確かに彼が握った手が擦り切れていた。
顔を青白くして御冬さんを見た。
御冬さんは無表情でつかつかと私に向かって歩いてくると、私の服を掴み背を向けさせた。
上着を脱がされ、背中のジッパーをおろされる。
「ち、ちょっと!!」
背後にいるであろう五島さんの存在を考えると恥ずかしくてたまらない。
「やっぱり…一本消えていくわ…」
御冬さんがため息を吐くみたいにそういった。
「コレが彼女の寿命ですね」
五島さんも意味深なことをつぶやく。
私はなんのことだかわからず、不安になっていく。
「なんなんですか?」
私が首だけ振り返ると御冬さんと目が合った。
彼女は何も言わずに、近くにあった鏡に私を連れていき背中を見せた。
そこにはカラスのように黒い羽の入れ墨らしいものがうつしだされていた。
そのうちの左端の方の羽の一本が薄くなっていく。
「こっこれなんですか!?私こんなの見覚えないっ!!」
ヒステリックを起こす私に彼女は淡々と話しはじめる。
「これは吸命鬼に救われた人に表れる症状よ。
羽の本数がその人の寿命を表しているのだけれど。
羽の本数と同じ数だけの怪我を負うと死んでしまうのよ」
彼女は目を伏せた。
顔を青白くして御冬さんを見た。
御冬さんは無表情でつかつかと私に向かって歩いてくると、私の服を掴み背を向けさせた。
上着を脱がされ、背中のジッパーをおろされる。
「ち、ちょっと!!」
背後にいるであろう五島さんの存在を考えると恥ずかしくてたまらない。
「やっぱり…一本消えていくわ…」
御冬さんがため息を吐くみたいにそういった。
「コレが彼女の寿命ですね」
五島さんも意味深なことをつぶやく。
私はなんのことだかわからず、不安になっていく。
「なんなんですか?」
私が首だけ振り返ると御冬さんと目が合った。
彼女は何も言わずに、近くにあった鏡に私を連れていき背中を見せた。
そこにはカラスのように黒い羽の入れ墨らしいものがうつしだされていた。
そのうちの左端の方の羽の一本が薄くなっていく。
「こっこれなんですか!?私こんなの見覚えないっ!!」
ヒステリックを起こす私に彼女は淡々と話しはじめる。
「これは吸命鬼に救われた人に表れる症状よ。
羽の本数がその人の寿命を表しているのだけれど。
羽の本数と同じ数だけの怪我を負うと死んでしまうのよ」
彼女は目を伏せた。



