私の愛した人

銀の棒から弱々しい光が流れ出ている。

棒の方には亀裂が入ってしまっている。

バチバチと電気が走ってる。

御冬さんが棒を放り投げると空中で小爆発が起きる。

「まったく…馬鹿力なんだから。新しいの準備しているんでしょうね?」

「お〜!御冬!いきなり攻撃してきといてそれはないぜっチェケラッ」

ラッパーが笑ってごまかす。

「今日中に準備しなさいよ?それとそこのちんちくりんが新入りよ」

「ちっちんちくりん!?」

私が声を上げても御冬さんは気にせず話を続ける。

「で、こっちの気違いがNo.10。宮崎大和(ミヤザキ ヤマト)よ」

「ヘイヘイ!気違いは余計だぜっ」

気違い。いや、宮崎さんがギャーギャーと騒ぐ。

「とりあえず。武器の紹介をしておいたほうがよさそうだね」

五島さんが私の手を引いて、奥の別の部屋へとつれてきた。

どうやらそこは武器庫らしい。

だが、今まで私の見たことのない形状のものがほとんどだ。

五島さんは丁寧に一つずつ取り出して説明をしてくれた。