ネバーランド


「泣きすぎじゃね?」


とか言いながら掛川はずっとあたしを抱いててくれた。



「そりゃ1年分たまってたからね。」


掛川は優しくあたしの手首の傷を撫でている。



「手首…切った時お兄ちゃんと繋がってる気がするの。」