そう言って秋野は山の方へ歩きだした。 10分くらいして丘の上に着いた。 「こっち、こっち」 秋野がゆっくり手招きする。 「…‥…‥…」 俺は言葉を失った。 そこからはこの町が全部見えた。 海に太陽が反射してキラキラ光っている。 遠くには地平線も見えた。