「萩本!!」


あたしは萩本と帰るようになった。



萩本の家は反対方向なのに毎日送ってくれた。


「あ!由佳!」



萩本が走ってあたしの所まで来てくれた。


「そんな走って来なくていいのに…」



「早く由佳に会いたかったから…ダメ?」