君の笑顔に恋をした

「…でも嬉しい」



「え?」


風でよく聞こえなかったけれど、また綺麗な笑顔で笑っている君の顔を見て、俺の気持ちまで春色に染まった。



「…だから嬉しいっ」


大きすぎるくらいにストレートで真っ直ぐだから。



君と俺、タコみたいに真っ赤になったね。











覚えてますか?





俺はこの時の君との出会い、今でも鮮明に覚えているよ。