please your smile

そうして口をきいてもらえないまま6月です。






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「お前馬鹿かよ!!」





こういうときには何で奏が出てくるのか。







俺はムスッとしながら、



奏の家で寝ころんだ。







「馬鹿だよ文句あるか」







キッと睨みつける。




奏は呆れながら首を振った。







「いや、ないけど。でもさ、お前馬鹿にもほどがあるって…なんだよ『酢』って」





「『き』が言えなかったんだよ」