please your smile

ってか大体何で俺は、



こんなにイライラしてるんだよ。







別にユリのことが好きなわけじゃないのに。





見た目がタイプなだけで。







ユリが立ち上がって、



俺の前に場所を移動する。







胸にかかる茶色い髪がサラサラと揺れた。








「…お願い」





「え?」





顔をあげると、ユリはいまにも泣きだしそうな顔で俺を見た。