please your smile

「あ、…優斗、君」




ユリの上ずった声で呼んだ名前。






俺はそれにイラッとしながら、




ユリの目線の先を追った。








優斗(ムカつくから君は付けない)が、




こっちに走ってくる所だった。








「大丈夫??」





爽やかにキラキラ光る汗。




…ウザ…






「大丈夫」





俺はそっけなく返事をして立ちあがった。






「…痛い」






反射的にしゃがみこむ。