please your smile

立ち上がることも出来ない強烈な痛みに顔をしかめる。









何分かそのままの体勢でいた。






どうしよう…










そのとき、







「だから無理しないでって言ったのに」







鈴の鳴るような声がして振り向くと、




ユリが立っていた。










「完全に治ってないのに走り回ったりするからだよ」






ユリはそう言って俺の隣にしゃがんだ。













「…うわ、」





「…?」





「骨折してるよ」







またかよ、というツッコミを入れる気力もなかった。