please your smile

「ごめん…ユリのせいで」






ユリを見ると、



ユリは俯いてしょぼくれていた。









「何でお前のせいになるんだよ」





「ユリを庇ってくれたんでしょ?」








俺は頭を掻いた。






「いや、跳び箱が女子の頭上に降ってきたら、普通助けるっしょ」








ユリは俯いたまま救急箱に包帯の残りをしまうと、俺を見た。







「ありがと」






俺は照れ臭くなってユリから目をそらした。