please your smile

「あ…名前」




聞くのを忘れていた。






彼は制服だった。




同じ中学でないことは確かだ。







でも学ランだったし、




この辺はどこの中学も男子は学ランだから分からなかった。















でもただ一つ分かるのは。







私が彼に惚れてしまったこと。






そのことは胸にしまっておこうと決めた。