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｢ごちそーサマ｣
平澤くんはあっという間にお弁当を平らげた。
大きめのお弁当にしてよかった。
｢まずくはなかった。これからも頼んだよ｣
この上から目線どうにかなんないのかな？てゆうか、本人に自覚あるのか疑問だ。
わたしもやっと食べ終わり、自然と、このまままったりする雰囲気になってしまった。
｢…………｣
何故だろう。ものすごく視線を感じる。
チラッと横を見てみると、案の定平澤くんがこっちをガン見していた。
当たり前に視線もぶつかるわけで。
｢…なに？｣
視線に耐え切れず、思わず口を開いてしまった。
｢別に？……和未はさぁ、俺のこと嫌い？｣
｢…えっ？｣
ドキリと心臓が変なふうに動いた。
