「近い存在ねぇ…。私の予想には自信があるんだけど、それは恋じゃない。」

「当たりでしょうね。」

「ふぅん。私もゆせには恋してない。」

「知ってますよ。」

俺らは特に残念がる様子も見せず、むしろ穏やかな笑顔で、ご飯を作って食べた。

なんだかんだで、ケーキより美味しかったような気がした。