雨上がりの君に恋をして

屋上の隅で泣いていると

「神崎。どうかしたか?」


「ふぇ?佐野くん!?なんでここに?」

「お前の、親友に教えてもらった。」

もー沙羅なんで教えるのー?


「で、どうかしたか?」

「ううん。なんでもない。ただお姉ちゃんのこと思い出しただけ。」

「お姉ちゃん、どうかしたの?」
いつもと違う、優しい表情。
これなら話せるかも。


ーーーーー・・・


私はお姉ちゃんのことを全部話した。

「私のせいでお姉ちゃん、死んじゃったから私だけ幸せになれないよ。」

「辛かったな。今の今まで。でも神崎は幸せになるべきだと思う。天国でお姉ちゃんもきっと神崎には幸せになって欲しいと思ってるよ」