雨上がりの君に恋をして

お姉ちゃんのお葬式の時、友達がいっぱい来ていて、当時付き合っていた恋人もいた。
私はそんな人の心を傷つけたんだ。


いつしか、人が傷つくことはずっと避けてきて、恐れるようになってしまったーーー




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「だから、佐野くんも傷つけたくないんだ。あと、お姉ちゃんの恋も奪っておいて、私だけ幸せな恋、してらんないんだよ」

佐野くんは忘れるべきなんだ。

「うん。つらい思い出思い出せちゃってごめん。でも、これだけは覚えておいて美雨。きっとおねえさんも美雨の幸せを祈っているはずよ。」

沙羅は私の髪をなでて、屋上をあとにした。


そのあと私は教室には戻らなかった。