雨上がりの君に恋をして

「おねえちゃん!!!」

お姉ちゃんは胸から私より多くの血が出ていて、苦しそうにしていた。

「だ・・・い・・じょ・・ぶだから」

そういっていたが、明らかに様子が違っていた。

でも、私を抱えたまま浜辺まで戻ってきてしまったのだ。


「おねえちゃん、おねえちゃん!!」

「だ・・・い・・じょぶだから。は・・やく・・手当て・・を」

「あたしのことなんてどーでもいいの。それより・・・」

そして血だらけの手で私の頬を包み・・・
「生きてて・・・よ・・・かった。私はいつでも美雨のこと大好きだよ。」

「おねーちゃーーーん」

その後病院にすぐ向かったが、手術中にお姉ちゃんは息をひきとった。

私は、悔んだ。
あのとき溺れていなければ、お姉ちゃんは元気でいまでも過ごしていられたんだ。
私がお姉ちゃんの命を奪ったんだ。・・・