朱の蝶

「俺を殺したい奴は殺せ
 
 愛する女に見守られて
 死ねるなら本望」

私の頬にかかる髪に貴方
は触れ耳にかける。

至近距離で見つめ合う。

「ただ、お前だけは
 俺の、この命が終わる
 ギリギリまで守って
 やりたい」

「アホなことやめ・・」

「それが、俺の愛
 
 チカゲ
 お前にも譲れない

 お前のいない日々は
 もう飽き飽きや」

貴方の唇が私の唇に触れる

触れて、涙が流れた・・・