朱の蝶

「ゲン・・・

 どうして?」

私は、頼りない声で問う。

貴方の背中は言う。

「何しにきたん
 
 とか言うのは無しだぜ」

溢れる涙・・・

弦、助けて

アンタに助けて欲しい。

苦しくてたまらへん。

わたしは、アンタに

「死ぬほど・・・」

「二代目」

続きを言えば

何かが起こる

祐、ごめん

分かってても

言わずには居られへん