朱の蝶

ほろ酔い気分で面食らった
相手は、次々に、その場に
倒れて行く。

相手も銃を使うが神前組の
方が優勢で、相手の組員達
を蹴散らす。

残るのは、偉そうに
踏ん反り返る男達・・・

銃声の合図と共に何挺もの
拳銃が奴等を狙う。

たじろぐ男達の群れから
出てきたのは、西村四柳

「シリュウ」

奴が、四柳・・・

「イッシン・・・」

大柄で、人相も悪く
声なんて最低。

「久しぶりやな
 隣は、確か・・・?」

神前組を抜けた男は言う。

「奴は、タスク
 春藤 祐
 
 先代が生前、絶対の信頼
 を置いていた男や
 陰の実力者・・・
 
 その隣」

「もうええ
 知っとる・・・」