朱の蝶

「どうして、昨日、今日会った
 だけの、まだ契りも交わして
 いない組の為に、貴女が
 犠牲になる?」

祐の、その言葉に

ものすごい、堪らんくらい
めっちゃ悲しい気持ちになる
私がおる。

なんか、めっちゃ悲しい・・・

私、思う。

昨夜の、あのひと時
あの出会いには、大切な
何かがある。

必ず、意味がある。

私は、そう信じてる・・・

「契りなら、もう交わしてる」

「二代目?」

「これが反対の立場やったら
 リュウゴは必ず、私を
 助けに来る

 タスク、アンタは
 そうは思わんか?」