朱の蝶

「二代目?」

洋服を脱ぎ捨てる、千景

赤い下着姿・・・

白い肌に刻まれた
黒龍に、一輪の薔薇

「タスク、イッシンに電話して
 今すぐ会いたい、そう伝えて
 
 私、着替えてくるわ
 そこで待ってて」

「二代目、シリュウと
 遣る気ですか?」

「ああ
 遅かれ早かれ、奴とは
 いつか遣らなあかん
 それが、ちょっと
 早なっただけのことや」

「篠の兄貴は、この抗争に
 反対するかもしれません
 他の組員達も・・・」

「ほんなら、しゃあない
 私だけで、出向く」

「そんな危険を侵してまで
 助けなければならない
 相手ですか?」

祐・・・何言うてんの?