朱の蝶

「兄貴の次は、弟
 この阿婆擦れ(アバズレ)が
 ・・・・・・
 やっと、静かになったわ
 
 お前は大人しく、この俺に
 抱かれとけばええんじゃ
 
 まあ、そういう事やから
 二代目、邪魔すんなや
 
 近いうち、行くわ
 首洗って待っとけや」

千景の表情がどんどん
険しくなる。

「その言葉、そのまま
 アンタに返したるわ

 首洗って待っとくんは
 オマエの方じゃ
 
 ニイナとリュウゴに
 何かしてみい
 
 アンタ、殺るで」

「ほう、やってみいや
 女のオマエに何ができる?
 楽しみやのう

 ほんなら」

切れる通話・・・