朱の蝶

大酒を飲む男達に囲まれて
お酒の弱い私は悪酔いしそう

「お兄ちゃんとは幼馴染?」

「そうや、小さい頃は、よう
 遊んだで
 チハヤと兄貴は同い年で
 ワシは五つ年下
 
 ワシは、頭ごなしに上から
 抑える兄貴よりも、チハヤ
 の方が昔から好きやった

 チハヤに神前に入れ
 言われた時は、正直迷った

 兄貴が追い出された神前
 に入るのは気が引けた・・・

 あの頃から、今までずっと
 後悔してたんかもしれん

 兄貴は、あのとおり 
 力だけの何も代わらん
 アホな男やしな・・・
 
 チハヤの妹、二代目
 アンタに懸けて見るわ」

待たせてあった車に乗り込んだ
私は窓を開け、柳五、ニイナと
話す。