朱の蝶

「ただ、お前が
 ここに居てくれるなら
 俺は、全力でお前を守る

 お前を独りにはしない」

独りにはしない・・・

「じゃあ、決めた
 
 私、ここに居る
 貴方の傍に居る」

貴方は、ほっと息を漏らし
私を抱きしめた。

強く、強く・・・

お兄ちゃん、ごめん

チカゲの、この想いは
止まらへん

今は、何も考えられへん・・・

「ゲン
 
 嘘みたいだけど、私
 貴方の事が好きみたい・・」