俺は…死ぬのか?
小夏に…逢えないまま…

あいつを置いて行くのか?

いや…それは納得できねぇ…

小夏…待ってろよ…


「あれ…俺…ここは?」

「介人君!?目…覚ましてたのね…よかった…よかったわ…本当に…」

「すみません…心配かけてしまって…。」

「いいのよ…いたい所は?大丈夫?今…小夏ちゃんたちがこっちに向かってるからね…。」


「え…小夏が…ですか?ここ…フランス…」

「読んだのよ…看護しさんに呼んでもらったの…。大丈夫よ事情は気にしなぁい。」

「ありがとうございます。」

小夏に逢える…俺はそれだけが嬉しかった。

はやく…はやく逢いたい…。
小夏にあいてぇよ…
連絡…出来なかったから…
謝んねぇと…