家についたころには姉さんたちはもう家に着いていたらしい。「ただいま~」
「おじゃまします」
靴を脱いで二人でリビングに行くと…本当に先生がいた。
やっぱり先生だったんだ。

そんなことを考えてると視線が凄くいたい。
それはなんとなくわかった。
「小夏。いつ彼氏出来たのなんで早く言わないのよ」
あぁ、やっぱりこのパターンだ。「違うよ。友達だよ。」
「またまた~。照れなくていいのよ。小夏はもう恋する女の子だものね」

まぁそうなんだけど…
「だから違うって言ってるでしょ?」
「いいよ。隠さない隠さない。」姉さんのばか。

「あぁ…適当に座ってて。」
「おう。あっ…初めまして小夏のクラスメイトの隼人です」
と、隼人は丁寧に親と姉さんに挨拶をし始めた。

「いいのよ。そんな丁寧に挨拶しなくてもいいわよ。」
お母さんにやけてるし…