望んでないよ、そんなこと。 ただ ひとりぼっちが寂しいだけだもん……。 頷いたあたしは 布団にするすると入っていった。 温かい…。 ヨシキの体温が 布団にも移っている。 「佳代、あったかいー」 幸せ〜♪、と言いながら あたしに抱きついてきた。 あたしもヨシキにくっついた。 −−二人だと もう 寒くないね あたし達は 二人じゃないと ダメなんだ… 二人じゃないと 寒い冬なんか 乗り越えられない 二人じゃないと 不安で寂しくて… だから 二人なんだ