このホールは、なんだか凄い造りだ。 ちゃんと、ライブ後にアーティスト達が打ち上げが出来るよう、さっき居た会場があるのだ。 だから、ファンから逃げるように移動する必要もない。 「ここで最終日迎えられてよかったよ…」 サングラスをかけながら話すヨシキ。 「…手、離したら?」