あたし、何泣いてんだ?





「ヨシキーッ!!ぃ?」

「カヨさん!!!大丈夫ですかぁ!!?」

打ち上げ会場の扉を開けると、あたしとヨシキに気付いたメンバー達がこちらを振り返る。


中で、アキラさんとマネージャーさんは、こちらに駆け寄ってきた。


「なんか暗いオーラ出してるねぇ…だいじょぶ?カヨちゃんも…;」

「ヨシキさん、僕の不注意で!!ホントにすみま…」

「俺、今日抜けるわ」




「「は?」」

酔いが入っているツバサさんは目をカッと開けて見てる。

アキラさんとヒロキさんは、声をあげて疑問視してる。

マネージャーは頭を下げたまま。