昼休みが終わり、午後の授業が幕を開ける。 でも、午後の授業って一層やる気が出ない。 しかも、お腹いっぱいになったせいか、この心地いい陽気のせいか、……眠い。 ひたすらに眠い。 わたしは頬杖をつきながら、ときたまカクンとバランスを崩す。 なんかもう、先生の声や、チョークが黒板を叩く音ですら子守歌にさえ聞こえる。 でもそんな、半意識不明状態のときでも、わたしがつい反応してしまう声がある。 「リネー、りねっ、リネ」 始まった。 そう、これである。