「え~?聞きたい?」 「おお、聞きたい」 やっぱり、瞬司とはこんな感じがいい。 明るくて、ちょっと調子が良くて…。 そんなやり取りが、心地いいもん。 「瞬司の彼女になったんだって自覚!」 そう言うと、一気に瞬司の顔は赤くなった。 そして気付いたら、いつの間にか家の前まで来ていた。