「ゴメン、突然。」

彼は、ぱっと身を離して照れた様にそっぽを向く。

私は、ただ俯いただけ。

「あの、なんつ−か。」

顔が赤くなって

「ホントにあのさ。」

心臓が壊れて

「聞いて、る??」

彼が顔をのぞき込む。

「めい??」

また、呼ぶ。

私の名前を。

「大丈夫「好き。」

言葉を遮って。

喋らないで。

「貴方が、好き。」

ありのままを伝える。

「めぃ・・・。」

貴方は、それを聞いた途端。